ハウスメーカーの場合、シーリング箇所が特殊な仕様で施工されていることがあります
ハウスメーカー施工の一例
これはシーリング材の上にシーリング材の劣化を防ぐために部材が設置された場合です。
確かに表面の劣化は防げるのかもしれませんが、メンテナンス時に手間がかかります。
また、外壁などの塗り替えの場合、この状態のまま塗装しても塗料が密着せず剥離してしまう恐れがあるためお勧めしておりません。
既存のシーリング材に付着したカバーをまずは撤去
既存のシーリング材を撤去するため、表面のカバーをまず撤去します。
劣化が進んでいるとすぐに折れてしまい撤去に手間がかかります。
カバー撤去後は通常のシーリング施工と同じ
目地の両端をカッターで切り込みを入れた後にペンチで引き抜きます。
通常はボンドブレーカー(シーリング材が密着しないよう防止のテープが貼られている)があるため簡単に引き抜けます。
撤去完了
シーリング補修 完了
シーリング補修完了です。中のバックアップ材やボンドブレーカーが取れてしまった場合は新しくバックアップ材やボンドブレーカーを施工し直します。あとは基本的に同じ塗装内容で対応できます。ハウスメーカーの特殊施工は他業者ではメンテナンスができないようにするためです。家を売ったら終わりではなく、建てた後のメンテナンスも継続させることで利益を確保しています。ただ、独占的な手法のため工事金額は業者の言い値になるため膨大な金額が提示されます。あまりに高額なため当社にもご相談される方は大勢いらっしゃます。ハウスメーカーで塗装すれば延長保証が受けれるなど、その恩恵をアピールされますがそれはお客様が費用を払っているからです。ハウスメーカーの塗り替え費用は当社の塗り替え工事が2回行えるほどの金額になることがあります。どちらが良いかはお客様のご判断ですが、ハウスメーカーの塗装工事も実際に作業をしているのは塗装業者ですので、そのノウハウは知っています。ガスケットと呼ばれる工法の場合も、ハウスメーカーによるリフォームの際に通常のシーリング施工に戻して塗装されることが増えてきています。
ハウスメーカー施工のお家の塗装工事も中里塗装にお任せください
ハウスメーカーの高額な見積りに驚かれているお客様は大勢いられます。現在は元請け企業としての工事しか行っておりませんが、ハウスメーカーの下請け経験豊富です。ハウスメーカー施工のお家のお客様は一度ハウスメーカーで見積りを取られてからご相談ください。同じ内容で塗装すれば問題はありません。