自分でメンテナンスする時の注意点

目次

クラック補修

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まずひとつに外壁などにクラック(ひび割れ)が発生した際にホームセンターで補修材を購入してご自身で補修することです。その際に使用する補修材に注意が必要で、シリコンというシーリング材を使用する方が多くいます。ホームセンターの店員さんに勧められてと聞きますが、店員さんは塗装に関しては素人と同じです。確かに割れの発生による雨漏れなどは防げると思いますが、見た目が良くありません。また、お家の外壁塗装を行う際に余計な手間や不具合の元になってしまう可能性があります。シリコンというのは何も密着しない難儀なシーリング材です。適材適所に使用する必要があり、外壁の割れなどはシリコンで補修しては絶対にいけません。

外壁などの高圧洗浄

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お家の外壁の汚れを高圧洗浄している方も注意が必要です。最近は家庭用の電気で使用できる高圧洗浄機が人気で、車の洗車などにも使用されています。外壁に付着した苔などの汚れを高圧洗浄している方がいますが、間違っているわけではありません。ただ注意が必要であまり水圧を上げて洗浄してしまうと、汚れだけでなく外壁材を傷めてしまうことがあるためです。汚れが取れてキレイになるのは良いのですが、同時に外壁にダメージを与えてしまうことにもなる場合があります。ブロック塀など塗装しない箇所への洗浄は特に心配ありません。

DIYで塗装する

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自分でDIYする機会が多くなりました。趣味程度であれば問題ありませんが、例えばベランダの土間などホームセンターで購入して作業する方がいます。塗装するためにはその前に下地調整が必要になります。例えば汚れていれば高圧洗浄をして汚れを取り除き、きちんと密着するように下塗りというものを行う必要があります。シーリング材を使用する際にも密着するようプライマーという接着剤のようなものを塗布する必要がありますが、一般の方がそれらを使用することはほとんどありません。またホームセンターで売っているものと、私たちが業務用に使用する建築材は物が全く違うものです。中途半端に素人の方が手を付けてしまうとその手直しなどに手間がかかるだけでなく、見た目が悪くなる原因にもなります。

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