BEFORE
AFTER
最初にまずは高圧洗浄します
屋根
屋根に付着した苔や埃などの汚れを洗い落とします。
外壁
外壁に付着した苔や埃などの汚れを洗い落とします。
高圧洗浄のビフォーアフター
高圧洗浄前
施工前の状態です。苔などの汚れが目立ちます。
高圧洗浄後
洗浄後です。色が白くなりました。モニエル瓦にはスラリー層があり、高圧洗浄によってしっかり除去する必要があります。
外壁は塗装前にシーリング補修をします
シーリングの補修です。コーキングとも呼びます。サイディングのお家の場合はシーリングの補修が必要です。当社ではオート化学工業のシーリング材を使用します。塗料については気にされることが多いですが、サイディングの場合シーリングが最も大切です。オート化学工業のシーリング材は高耐久、高対候性の良質なものです。
屋根塗装の流れ
中塗り
細かい箇所を刷毛で塗装
屋根の中塗りです。大同塗料のハイルーフマイルドシリコンを塗布します。モニエル瓦に使用できる塗料は限られます。それはモニエル瓦にはスラリー層というのがあり、それが残った状態で上から塗装をしてしまうと同時に捲れてしまうためです。モニエル瓦への塗装実績のある塗料の使用をお勧めします。刷毛で細かい箇所を先に塗装します。
ローラーで全体的に塗装
ローラーで全体的に塗装します。このハイルーフマイルドシリコンは通常2回塗りで施工が可能な塗料です。下塗りが不要で施工の手間を減らすことができます。ただ、経年劣化が酷い場合は3回塗りの塗装を行います。築12年以上で始めての塗装の場合は3回塗りを推奨しています。同じ作業を2度繰り返し、2度目の塗装を上塗りと言います。
上塗り(1回目)
細かい箇所を刷毛で塗装
上塗りです。中塗り同様に刷毛で先に細かい箇所を塗装します。
ローラーで全体的に塗装
ローラーで全体的に塗装します。通常はこれで完了です。
上塗り(2回目)
上塗り2回目です。劣化が見られたため計3回塗りします。
塗りの比較
上側が3度塗りした状態で、下側が2度塗りです。見た目ではわかりにくいですが、明らかに艶が違います。
外壁塗装の流れ
下塗り
外壁の下塗りです。リシン吹付箇所は下塗りに日本ペイントのパーフェクトサーフを塗布します。
サイディングの下塗り
サイディング箇所の下塗りは日本ペイントのファインパーフェクトシーラーを使用します。高い密着力があり、難付着性サイディングへも対応できます。
中塗り
中塗りです。日本ペイントのパーフェクトトップを主に使用します。シリコングレードを超える耐久・対候性があり、特にご希望がなければこの塗料をお勧めしております。
サイディングの中塗り
サイディング箇所の中塗りです。日本ペイントのファインパーフェクトトップを使用します。
上塗り
上塗りです。2度塗りしています。中塗りの状態で終わらせてしまうことを塗装では手抜き工事と呼びます。私たちはある程度見た目で判断できることもありますが、特にお家の状態が良い場合は中塗りで完了してもわからないこともあります。ただ、年数が経過した際にその差ははっきりわかります。
まとめ
屋根の汚れや外壁の一部腐食が見られたため塗装することになりました。屋根は経年を考えても通常の塗装では難しいと思われたので、初めから計3回塗り(通常は2回塗りでの施工)で提案させていただきました。大同塗料のハイルーフマイルドシリコンを使用。モニエル瓦への塗装実績があり信頼できる塗料です。
外壁は化粧サイディングとリシン吹付の2種類。化粧サイディング箇所はチョーキング現象が見られたため下塗りにファインパーフェクトシーラーを使用。リシン吹付箇所は日本ペイントのパーフェクトサーフでピンホール穴などもしっかり埋めて塗装。上塗りはリシン吹付箇所はパーフェクトトップ、化粧サイディング箇所はファインパーフェクトトップ(パーフェクトトップの溶剤版)を使用しています。
玄関上の外壁の貼り方が悪く、雨を吸い上げてしまうようになっていました。そのため一部腐食があり、同柄のサイディング板が廃番になっていたため近似柄の板を貼替え塗装しました。