塗装工事にはアスベストの事前調査が必要となります。

　2023年10月1日着工の工事から事前調査は「建築物石綿含有建材調査者」が行う必要があります。
事前調査とは建物に石綿が使用されているかいないかを確認する作業のことです。
10月1日からは資格者による調査が必要となりました。
　資格者とは特定建築物石綿含有建材調査者、一般建築物石綿含有建材調査者、一戸建て等石綿含有建材調査者、令和5年9月までに日本アスベスト調査診断協会に登録された者のいずれかです。
塗装工事の場合、改修工事の請負金額が税込み100万円以上の場合は事前調査結果の報告が必要です。
屋根と外壁の両方を塗装するとなると、ほとんどの工事が100万円を超えてしまうため対象となります。
　仮見積りの段階で石綿調査費用が計上されていることを確認するよう、厚生労働省からも勧められています。
見積りを取られる際はそういった調査をするかで適正な業者選びの参考にしてください。